実務家リアル講義

【REPORT】IT業界の基礎と現状、これからの動向について

REPORT

Miraishipの人気プログラムの1つであり、「その業界のリアルな情報を知れる」「人脈を作れる」として知られる”人事交流会”+”実務家リアル講義”。今回はミライシップを運営する株式会社MOVER&COMPANYの武井陽樹さんにIT業界の基礎と現状、これからの動向についてご教示賜りました(執筆:高橋拓真/東京電機大学 理工学部2年)


武井陽樹さんについて

株式会社MOVER&COMPANY キャリアクリエイト事業部
明治大学商学部卒業。大学卒業後、クリエイターなどを多く輩出する学校に参画。営業・マーケティング・PRなどを行う過程でインターネットの可能性を感じ、その後大手IT企業にて営業企画やコンテンツの立ち上げを経て、ベンチャー企業に転職。事業の立ち上げなどを行っている。立ち上げた事業をバイアウトすることになった際に某デジタル系スクールから誘われスタートアップ向けのエンジニアスクールの立ち上げを経験。現在はプログラミング教育と新しい働き方をコンセプトとしたWithiTを企画。

<内容>

①講義
・IT業界の現状について
・IT業界にはどんな業界があるの?
・プログラミングの学び方
・IT業界の最近の流行と今後
②WEBマーケティングのワークショップ

武井さんは最初に「ITの市場価値はどのくらいか?」という質問を投げかけてきました。結論から申し上げると514兆8000億円。私はどの業界がどのくらいの市場価値があるかを考えたことも調べたこともなかったので頭の中が混乱しました。ただ、その数字を聞いて驚くと共に非常に大規模で無視のできない業界であることを理解しました。また「なぜ日本でFacebookやTwitterのようなサービスが開発されていないのか」という問いに対し、日本には「否定」する文化が根付いているからだと仰っていました。日本は「あれやりたい」「これしたい」という提案を始めから否定しがちなのに対してアメリカのシリコンバレーは「とりあえずやってみる」という風潮があるため、ITの分野で世界的に大きく遅れてしまっているようです。ここで重要と言われていたのは「やりたいと思ったことはやる」ということでした。否定されても簡単に折れることのない熱意のあることを見つける必要があるということでした。

IT業界は大きく分けてBtoBとBtoCの2つに分けることが出来ます。IT業界のBtoBのITサービス分野は飽和状態であるため、今後はユーザ企業、民衆向けのサービスに焦点が置かれ、またそのような企業が今後増えていくというのがIT業界の動向のようです。社会人であれば知っているであろう海外のBtoBとBtoCのIT企業、日本のBtoBとBtoCのIT企業を列挙してくださいましたが、中には全く聞いたことのない社名や見たことのないロゴが多く見受けられました。情報不足をカバーするにはFacebookといったSNSを活用して、多くの社会人と繋がる、そしてその方々がFacebook上にあげる記事を見ることが知識、視野が広がるための第一歩であると教えて頂きました。

現在、IT業界で求められている人材とは「高度のIT人材」と「ビジネス人材、IT活用人材」を掛け合わせた「IT融合人材」です。プログラミングが出来てもマーケティングが出来なければ意味が無いように。またIT業界に興味がない、今後も関わらない可能性の方が多いため、プログラミングはいいや、ITはいいやと思っている人もいると思います。そんな風に考えている人たちに伝えたい事はプログラミングが出来なくてもITリテラシー必要だということです。しかし、どうやって学べばいいの?スクールに行く時間や予算、興味もないし…という方々は少なくないと思います。そういう方はネット上に存在しているプログラミング学習サイトを利用することが良いとアドバイスをしてくださいました。講義の最後の内容としては、IT業界でどんなことが盛り上がっているのか語ってくださいました。ご存知の方も多いと思いますが「モノ×インターネット」というモノをインターネット経由で通信させるIoT、コンピューター上に人工的な環境を作り出し疑似体験できる技術であるVR、人間の営みをコンピューターに担わせるAIの3つの分野にIT企業は力を入れています。

最後に約1時間を用いて実践的なWEBマーケティングを行いました。その内容とは20ヶ所の問題が存在するプログラミングスクールのサイトの改善点を自分たちで見つけて「自分達ならどう改善していくのか」をグループワークし発表するという内容でした。普段から私たちは色んなサイトを閲覧していると思います。その時には「何か使いにくい」「何か読みにくい」と感じることはあっても、自分ならどう改善して見やすく、使いやすくするかまで考える人は中々いないのではと思います。私もそこまで考える機会は今まででありませんでした。サイトを閲覧しにきた人が使いやすい、分かりやすい、そしてどうしたら申し込むようになるかについて当事者意識を持って考えていくということはとても新鮮な体験でした。
IT業界の基礎的知識から現在盛り上がっていること、実際のWEBマーケティングを体験するというコンテンツで学びが多くあり非常に有意義な時間であったため、あっという間に終わってしまいました。時代の変化が大きい中、いち早く情報をキャッチアップして流れを読み取れるように、またプログラミングを学ぶことへの必要性を強く感じました。私はプログラミングを出来るようになりたいと考えているので、これを機に本格的に学んでいこうと触発された刺激的な瞬間が多くあったので、この熱量が下がらないうちにAIやVR、IoTについて勉強しIT業界の流れに乗っていきたいと思います。

<執筆者プロフィール>

高橋 拓真(たかはし たくま)/東京電機大学 理工学部 2年
埼玉県新座市生まれ。ミライシップ13期生。他の大学生と経験・知識で差をつけたいと思いインターンに参加。ミライシップでは営業のデータ分析やデータを用いた営業力を向上させるバックアップを担当している。

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