参加者の声

髙橋拓真/東京電機大学 理工学部 2年

Q.ミライシップに参加した理由を教えて下さい

大学1年生の時にアルバイトを頑張りすぎて、このままだと扶養を外れてしまいそうな勢いでした(笑) そこでこれまで時間を費やしていたアルバイトが出来なくなったのでどうしようかと…。そのときに「長期インターン」というワードが浮かんでミライシップを知って応募しました。当時は何を学ぶのかをあまり理解していなくて、とりあえずやってみようという軽い気持ちで参加しました。

Q.ミライシップで一番楽しかったことは何ですか?

「PBL講義」です。自分は理系の大学にいるので専門的なことは学んでいても、「社会」については全く学べていなくて。でも、知らなくてもさほど困ることはないだろう、どうせ専門的な職業に就職するんだから関係ないだろう、というか、何も知らなかったからこそ何も思い浮かばなかったんだと思います。でも、この講義を受けてからは無知さやこれまでの自分に危機感を感じて。これまで社会に目を向けてこなかったことに対して強く羞恥を覚えました。しかし、この講義を受けてからは社会についての関心を持つようになって、自ら進んで勉強し始めました。以前まではビジネス書や自己啓発書などは読んでいなかったのですが、講義を期に読み始めるようになって。ミライシップを卒業する6か月の間に100冊以上は読みました。それほどまでにこの講義の内容は毎回刺激があって自分を変えてくれたので楽しかったです。

Q.逆に一番たいへんだったことは何ですか?

月に1回行われるメンターとの面談です。「たかが面談でしょ?」と思うかもしれませんが、本当に大変で辛かったと記憶しています(笑)。この面談では自分の将来、思考、人間性、今後の課題といった様々なテーマに向き合い、「そこまで言わなくてもいいのでは…」と思うくらい全力で真っ向から向き合ってくれました。学生の期間だと、というかまだ学生なので分からないですが、社会人になってもなかなか自分と向き合ってくれる存在は現れないように思います。だって、他人の成長に時間を費やしてくれる親切な人って稀ですよね?現に自分はミライシップに参加するまでは恩師というか向き合ってくれる存在がいなかったのですが、このような貴重な存在と初めて出会って。最初は家で親に向かって愚痴ることが多かったです(笑)。ですが、それは全部自分のためを思って言ってくれているんだと認識してからは、実りある濃密な時間を過ごせることができました。与えられる課題とか自分のためを思って言ってくれる内容は本当に辛かったですけど、この面談が一番自分を成長させ、大きく変化させてくれたことは間違いないです。この面談の影響で後日、部分的に白髪が生えたことは良い思い出です…(笑)

Q.ミライシップに参加して自分が変化や成長できた点があれば教えて下さい。

対人や対物、対自分における根本的な思考が変わりました。この変化がビジネス書や自己啓発書などを読むようになったことにも繋がり、知識が何十倍にもなりました。また、「自分の時間」と「相手の時間」を重んじるようにもなりました。言葉や行動、習慣や性格の根底にある思考が変わったので、変化したものを挙げたら切りがないほどです。この変化が家族でも大学でもアルバイト先でも役に立っていることは確実です。

Q.学業との両立はたいへんだったと思いますがどうやって両立させましたか?

理系で勉強が忙しく、さらにアルバイトもしているので長期インターンに参加すると忙しくなると最初は思っていました。しかし、自分なりに時間配分を可視化、効率化していったら、まだまだ余力があることが分かって特別大変ではなかったです。いま思うとそれまでは単に時間の効率化が出来ていなかったんだと思います。

Q.あなたが通っている大学を選んだ理由を教えて下さい

現役の時に受けた大学を全落ちしてしまって浪人をしました。しかし、浪人の時の詰めが甘くてここしか受からなかったので進学しました。

Q.大学で学ぶのではなくてミライシップで学ぶメリットは何ですか?

ミライシップは実践的なプログラムがあって、使える知識や成果を得ることができるところです。理系の専門科目は範囲や深度を追求すればするほど終わりはなくて時間がかかります。こうした勉強はいつか役に立つんだろうなぁとは思っていても、それが「いつ」「どこで」役に立つのかの目途がわからないですし、やっぱり成果は欲しいです。それを実感できるところがメリットだと思います。

Q.ミライシップを卒業した後のいまはなにをしていますか?

まだまだたくさんのことを学びたいのですがそれにはお金がかかります。そこで資金を集めるために回転寿司と焼肉屋のアルバイトを頑張っています。そして、大学の授業の関係上、コミットできる時間には制約があって、興味のある業種の長期インターンに参加することも難しくて。なので、いまはその業種に必要なスキルを個人的に勉強しています。

Q.ミライシップを卒業した後の残りの大学生活でやりたいことはありますか?

その他の長期インターンへの参加や大学の勉強、資格の勉強、それに学生だからこそ許されることや学生にしかできないことをやっていきたいと思っています。

Q.大学卒業後のあなたはどんな社会人になっていると思いますか?

どうなっているのでしょうか…(笑) 確実に言えるのはどのような職業・環境・状況・年収・地位・肩書・会社であろうと現状に満足せず、常に変化と進化に飢えている向上心のある社会人になっていると思います。

Q.ミライシップへの参加を検討している1-2年生へメッセージをお願いします

1・2年生で長期インターンに参加することは周囲と差別化できる素晴らしい経験です。それは自分の成果から言えます。しかし、インターンには営業や企画、エンジニアなどといった様々な種類があります。そこで参加を検討している人は、その内容は本当にやりたいことなのか?を明確にした方が良いと思います。それが明確でないまま参加すると合わなかったり時間の無駄になったりして危険です。なので、その前のワンクッションというかインターンの入門編としてミライシップに参加することをすゝめます。そして、大学生活では何か物足りないなぁと少しでも感じている人も絶対に参加した方が良いと思います。

新しく入ったインターン生たちと。交流の企画を立てて遊ぶのは初めてでした。

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