参加者の声

田島来風人/青山学院大学 経済学部 2年

Q.ミライシップに参加した理由を教えて下さい

私が参加した理由は3つあります。「ビジネスモデルや経営戦略などの経営の知識やスキルを得たいと思った」、「親身になって話し合える友だちや仲間が欲しかった」、「夢中になれるものが欲しかった」です。まず1点目は私の学ぶ学部は一般教養科目の必須が多いことに加え、経済学部なのでビジネスの強い講義がありません。なので、インターンという形でこれらを学びたいと思いました。そして2点目は大学生になってから親身になって話し合える友だちが大学内にはあまりいなく、テスト前やレポート提出の際に話す程度の表面的な人しかできませんでした。そこで、同じ志を持った人たちが集まるインターンならば本当の意味での友だちが出来るかもしれないと思ったからです。3点目は大学に入学してから社会人のイベント企画団体に参加していたのですが、活動してから2か月近くでメンバーの意見の相違でつぶれる経験をしました。その悔しさや熱意をほかの何かにぶつけたいと思っていたのもあります。

Q.ミライシップで一番楽しかったことは何ですか?

それは、自分自身で考えて行動することでMirai Ship全体の枠組みを変えることが経験できたことです。単に決められた枠の中でタスクをこなすのではなく、自発的に働きかけてその枠組み自体を自分色に変えることが出来るのがMirai Shipの大きな特徴だと思います。イベント企画の開催や業務体制の変更、営業体制の定式化など、自分の情熱次第でインターンそのものを変えることが出来たことはとてもいい経験になりました。

Q.では、逆に一番たいへんだったことは何ですか?

最も大変だったのは「営業活動」です。私は営業について苦手意識があり、初月からとてもきつかったことを覚えています。しかも4ヶ月目頃はモチベーションがゼロに近くて出勤時間も0時間や3.5時間/月のようなこともあって。今すぐにでも逃げたいという思いが強かったです。しかし、最終月に運営の方から「逃げるな」とお声かけを頂いたことで意識が変わりました。そして自分が逃げないようにその場でFacebookに「来月は100時間出ます!」と震える手で投稿したのを覚えています。結果的には最終月は120時間入っって、そのために引っ越しまでしたことは自分なりに達成することが出来たと思っています。
それと、長野県塩尻市で行った合宿も記憶に残っています。3泊4日で地方創世のビジネスプランを考えるものでしたが、有効なプランが浮かばずに3日間で寝たのは3時間ほどでした(笑)。しかし、自分を限界まで追い込んで仲間と没頭した経験は非常に大きなもので、自己成長につながったと思います。

Q.ミライシップに参加して自分が変化や成長できた点があれば教えて下さい。

それも3つあります。「夢中になれるものが見つかって必死に打ち込むことができた」、「主体的に学ぶ姿勢が身についた」、「コミュニティ運営のイロハが学べた」です。
まず1点目と2点目は、私は今までの人生で必死に何かに打ち込んで納得して終わることが出来たがなく、Mirai Shipで自分の興味や関心のあることに自発的に取り組むことが出来たことは大きな成長で自信につながりました。
そして3点目は、統括サポートやプログラムのファシリテーションなどを大学1年生で経験できたことです。運営の方からもフィードバックを頂けたことによって人の上に立つことの難しさや責任、コミュニティ運営のスキルを身に着けることができました。このような経験は他者を見る目や組織運営を考える枠組みが自分の中に出来上がったと思います。

Q.学業との両立はたいへんだったと思いますがどうやって両立させましたか?

自分の中の比重では大学より圧倒的にMirai Shipの方が大きかったです(笑)。バイトも同時に行っていたために大学が終わった後に週3-4回参加していました。また、テスト前はMirai Shipでの業務課の再編成も重なって、大学から帰ってテスト勉強をして。深夜1時からメンバーと電話で打ち合わせすることも毎日続いていました。しかし、こうしたことを苦しいと思うことはなく、それもお互いを支え会える仲間と一緒に切磋琢磨していたことや、何より自分のやっていることが形になって今後のMirai Shipの基盤になると思うと楽しかったです。

Q.あなたが通っている大学を選んだ理由を教えて下さい

私は大学に指定校推薦で入学しました。青山学院大学を選んだ理由は青山という土地に魅力を感じたのもありますが、何より「自分を変えたい」と思って選びました。というのも高校時代の私はとても内気で自分の意見を投げかけることはなく、部活動も力を入れていたわけではありません。しかしそんな自分を変えたくて、今までとは180度違う環境に身を置けば何か変わるかもしれないという期待を持って青山学院大学に進学しました。

Q.大学で学ぶのではなく、ミライシップで学ぶメリットは何ですか?

Mirai Shipでの一番の意義は「ルールに従う側ではなく作る側になれる」という点だと思います。大学ではどうしても知識をインプットし、言われていることを淡々とこなすことが多いように思います。しかしMirai Shipでは自分が最大限に発揮できる環境を自分自身で作りだせます。そこが大学とは全く違うところです。「自分が出来ることをできる形で貢献する」。その環境を作り出せる箱とツールがMirai Shipにはそろっていると思います。

Q.ミライシップを卒業した後のいまはなにをしていますか?

Mirai Shipの運営メンバーが経営しているコンサルティング会社で働いています。担当しているのはウェブマーケティング周りで、SNSの運用などをしています。

Q.ミライシップを卒業した後の残りの大学生活でやりたいことはありますか?

いま働かせていただいている会社で結果を出すこと。そして将来は腕時計を製作したいと思っているので、ここで稼いだお金で夜間の時計学校にも通いたいと思っています。

Q.大学卒業後、あなたはどんな社会人になっていると思いますか?

時計学校を卒業して時計を製作していると思います。もしくはコンサルティングで培ったスキルを使ってバリバリ働いていると思います。

Q.ミライシップへの参加を検討している1-2年生へメッセージをお願いします

Mirai Shipは「自己発見の場」だと思います。自分が大学生活を通して何をしたいのかわからない。自分の強みや夢を見つけたい人は参加してみたら良いと思います。営業やPBL、仲間や運営の方といった様々な刺激やサポートがあります。しかし、Mirai Shipは自発的に動かないと学びは高まらないので、参加したらしっかりと熱意をもって活動すると良いと思います。Mirai Shipという箱をいかにうまく活用して自分の成長に結びつけられるか。それがMirai Shipを通して成長できる人とできない人の違いだと思うので頑張って下さい。

3泊4日の塩尻合宿。3日間で寝たのは3時間ほどだった。

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