Q.ミライシップに参加した理由を教えて下さい
インターンに参加する前はアルバイトをしていたのですが、アルバイトだと充実感を得られなくなっていました。そのときに知り合いの学生団体から1-2年生限定のインターンプログラムがあることを紹介してもらいました。そこで、どのような内容かわからない企業のインターンへ飛び込むよりも、知り合いの紹介の方が安心だし、プログラムは人事交流会やビジネス系の研修などがあって魅力的だったので参加しました。
Q.ミライシップで一番楽しかったことは何ですか?
一番楽しかったのは「人事交流会」で聞けた人事担当者のお話しです。ミライシップには本当に色々な業界の人事がいらして、私たちが知らない世界のお話しをしてくれました。それはとても楽しく、出会った人事の方たちとは今でも別の仕事で繋がったりもしています。ここで築けた人脈の素晴らしさをいまも感じています。
Q.逆に一番たいへんだったことは何ですか?
最もたいへんだったのは電話営業です。マニュアルがあるので方法を覚えるのは苦労しませんでしたが、顔が見えない相手の気持ちを察することは難しく、声だけで行う営業に苦労しました。そこで社員さんに相談したところ、まずは音声を録音して、言い方やトーンの改善点などを分析するようにして。毎回ここだけは意識するという目標をパソコンに付箋で貼って活動していました。その結果、成果が上がって、さらに違う課題も見えてくるようになって。それを繰り返していくことで成功率が上がって嬉しかったことを今でも覚えています。この経験からは大変なことはそれを乗り越える分だけ達成感があることを学びました。
Q.ミライシップに参加して自分が変化や成長できた点があれば教えて下さい。
ミライシップを通じて、営業やコミュニケーションに関する基礎と、チームで切磋琢磨して目標を達成するチームビルディングを学ぶことができました。営業については「電話だからマニュアルを覚えたら取れるだろ」という甘い考えを最初に抱いていましたが、それだけで取れるはずもなくて最初は本当に苦労しました。そして社員さんに相談すると「お客さんの気持ちを忘れないで」と言われて。自分の愚かさに気づかされました。その頃の自分はお客さまの気持ちを考えた提案ではなく、いつも押し売りをしていたんだと思います。この経験からは相手のニーズをきちんと理解することが大切であることを学びました。そして、チームビルディングについては、チームで分かれて成績を競うという環境だからこそ信頼関係が大切で。時にライバル、時に仲間という成長しあう関係の必要性を学びました。私はこれまで人と競争することがなかったのでとても良い経験になりました。
Q.学業との両立はたいへんだったと思いますがどうやって両立させましたか?
学業との両立は営業の方は比較的容易でした。営業は夕方からのシフトで自由に入る日を決められるので、授業との調整はしやすかったです。しかし、人事交流会や講義は固定されているので、場合によってはその日に授業があるので調整が難しかったことを覚えています。
Q.あなたが通っている大学を選んだ理由を教えて下さい
私は大学受験では「心理学」「社会学」「経済学」の3つの学部を中心に受けていました。なかでも、心理学は人の心や動機などを学ぶ学問なので、ずっと行きたかったのですが全て落ちてしまいました。そこで合格した社会学系と経済学系の2つのなかから選んだのですが、社会学は社会で起こっている行動を学ぶ学問で、心理学に通じるものがあると思いました。そこで人について学ぶ「人間科学部」の中の「社会学科」があるいまの大学へ進学しました。
Q.大学で学ぶのではなくてミライシップで学ぶメリットは何ですか?
大学は専門的なことを学ぶところなので、学べる範囲や量が限定されます。しかし、様々な業種や職種で募集があるインターンシップではたくさんのことが学べます。さらに社会勉強ができることで、スキル・経験・知識を増やすことができます。なかでもミライシップは1-2年生限定ということもありみんながゼロからのスタート。人事交流会やビジネス講義など、普通のインターンシップでは提供されていないプログラムがたくさんあるのが良いところだと思います。
Q.ミライシップを卒業した後のいまはなにをしていますか?
ミライシップでのインターンを経験してからは働くことがとても楽しくなりました。そこでその後は5社ほどベンチャーなどでインターンを経験させていただきました(ミライシップを含めると6つのインターンを体験)。そして、現在も卒業後に就職する企業で内定インターンをしています。私の人生において最初のインターンがミライシップで本当に良かったと思います。
Q.残りの大学生活でやりたいことはありますか?
残りの大学生活でやりたいことはたくさんあってここでは伝えきれませんが、とにかく時間を大切に使いたいと思っています。やりたいことはあっても時間には限りがあります。その中で優先順位をつけながら、いまできることのために時間を使い、残りの大学生活を充実できるようしたいと思っています。
Q.大学卒業後のあなたはどんな社会人になっていると思いますか?
私が好きな言葉に、「常識を疑って人々に感動を届ける」というのがあります。この言葉は私が悩んだときにブレないための信念のようなものです。きっとこの言葉を叶える社会人になっている、なっていたいと思います。
Q.ミライシップへの参加を検討している1-2年生へメッセージをお願いします
「迷うならやってよう!」という言葉があります。私は電話営業を面倒だなと思っていましたが、やってみると仕事というものは奥が深くて本当に考えさせられるものであることを学びました。大学生活を充実させられるかどうかは自分次第です。もしこのミライシップというプログラムに出会ったのであればそれはチャンスだと思います。私もこんな偉そうに言っていますが、最初はビビっていました(笑)。それでもミライシップを通じて様々なことを学ぶことが出来たので、参加できたことを本当に良かったと思っています。皆さんにもぜひ大学生活を充実させる体験をしてください。
2つの期生が集まった交流会。卒業後に初めて話す人もいてとても楽しかった。