参加者の声

岡本すみれ/青山学院大学 国際政治経済学部 2年

Q.ミライシップに参加した理由を教えて下さい

ミライシップに参加を決めた理由は大きく3点あります。1点目はPDCAサイクルを回して、実践的に営業に携わることが出来る点に魅力を感じました。自身で試行錯誤しながら成長できる機会があるのではと考えました。2点目は実践的なビジネス講義を受講する事が出来るからです。大学の授業では政治学や経済学の概論を学ぶことが多いので、インターンを通してより実用的な経営知識を学びたいと思いました。3点目は運営陣の方や他大学の学生と共にインターンで活動し、自分の視野を広げたいと考えました。大学1年時は学部団体やサークル、学科のクラスの友人や先輩方と活動し、自分の興味のある事に打ち込むことが出来ました。大学2年時になり、自分と異なる背景を持つ方と共に学び成長したいと考えたためミライシップに参加する事を決意しました。

Q.ミライシップで一番楽しかったことは何ですか?

同期、先輩方、社員さんの方と取り組んだ電話営業が一番楽しめました。正直、初めてのお客様と電話で話すのは緊張や不安もあり、挫けそうになった事もあるのですが、先輩方や社員さんが熱心に丁寧にフィードバックしてくださるので向上心が生まれ、最後まで諦めずにやり遂げる事が出来ました。また、M1グランプリというクラスごとに営業成績を競うコンテストでは限界を乗り越え、クラス優勝に貢献できた事は自信にもなりましたし、記憶に鮮明に残っています。最終月では後輩の件数をあげる事が出来る様になり、お客様と良い関係が築けた際に達成感を感じました。

Q.では逆に一番たいへんだったことは何ですか?

クラスリーダーとしてチームを引っ張る事が大変だと感じました。長野県塩尻市での地方創生合宿では各メンバーに役割や作業を分担し、円滑に仕事を進める事に難しさを感じました。この経験から普段からメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く事の重要性を学びました。期限内に最大限の成果を出し、チームを導く「リーダーシップ」は社会人として必要不可欠ですので、大学卒業時までにブラッシュアップして伸ばしていきたい力です。

Q.ミライシップに参加して自分が変化や成長できた点があれば教えて下さい。

ミライシップに参加する前は自分はどのような業界や会社で働きたいのか、働くためにはどのようなスキルを身に付ける必要があるのかを考える事が多かったです。参加後、運営陣の方やインターン生と話す中で、自分はどのような人生を歩みたいのかを深く考えるように変化しました。ワーク(キャリア)に重点を置いていましたが、ライフも大切にしたいと思うようになりました。自分の目指す「ワーク&ライフ」のモデルを見つけるために、様々な社会人の方にお会いしたいという思いが強いです。

Q.学業との両立はたいへんだったと思いますがどうやって両立させましたか?

大学とインターンとアルバイト、各場面で役割を果たして両立する事はとても大変でした。それぞれの場所は自分にとって居場所であり成長する場であり憧れの場所であるため、どれも諦める事は出来ませんでした。自分自身にとって全力で駆け抜けた密度の濃い6か月間であり、悔いはないです。改善点として、私は何事に対しても初めから100%の完璧を求める傾向にあるので時間を要します。ですので、限られた時間の中で、まず各タスクの合格点80%の結果を出して、その後に完成度を上げていく事が重要なのでは?、と考えるようになりました。社会人になると「物事を両立する能力」は、さらに重視されて責任も伴うので学生時代に鍛えていきたいです。

Q.あなたが通っている大学を選んだ理由を教えて下さい

私は幼い頃から海外で働きたいという夢があります。この夢を実現するために英語教育や少人数制のゼミ、課外活動が充実している青山学院大学に入学を決めました。国際政治経済学部で卒業要件単位の半数を英語講義で学び、協定校留学などにより、単位修得するGlobal Studies Program(GSP)を選択し、英語で学科科目を学ぶ事が出来ています。また、1年時から少人数制の授業を選択でき、ディスカッションなどを通して能動的な学びを深める事が出来ました。さらにチャットルームという留学生と英語や韓国語、中国語などを学ぶ事の出来る国際交流の場があり、高校生の時(青山学院高等部在学時)から通い楽しみながら外国語を学ぶ事が出来ました。この様に自身の関心のある事に全力で打ち込める大学だと魅力を感じたため志望しました。

Q.大学で学ぶのではなく、ミライシップで学ぶメリットは何ですか?

ミライシップでこそ学べる事は特に3つあります。まず自分の足りない力を指摘してくださる運営陣の方がいらっしゃり、実践して克服する機会があると思います。またインターン生は電話営業という1つの業務を共に件数を競いながら、励まし合い成長する事が出来る場があります。さらに大学の授業では学ぶ事の難しい実践的な講義を受ける事ができます。

Q.ミライシップを卒業した後のいまはなにをしていますか?

ミライシップ卒業後は、主に3つの活動に取り組んでいます。1つ目は大学で経済学とゼミをより一生懸命に取り組みたいと思うようになりました。ビジネス講義を受講する中で基礎となる経済学マクロ・ミクロの知識があるとより専門的な数字を用いた考えが出来ると感じました。また、インターンを通して「質問力」が重要だと学んだので、政治経済や多国籍ビジネス、投資などを英語で学べる飯坂ひとみ教授のゼミに入り、能動的な学びの集大成を成すために準備しています。2つ目はスターバックスコーヒー代官山蔦屋書店でのアルバイトをより創意工夫して取り組めるようになりました。電話営業でお客さんの話を傾聴し、求めているものを察する力を伸ばせました。この経験はアルバイト先でも大きく活かす事が出来ています。お客様と会話で繋がり、ニーズを察して求めているものを提供する事でサードプレイスを届けられるように努力しており、日々成長できる機会があります。また季節ごとにドリンクやフードが変わるので、自分自身もワクワクしながら楽しんで働いています。3つ目は運営陣の方が経営しているコンサルティング会社でCSV事業インターンに取り組んでいます。車椅子やベビーカーを利用している方が安心して外出できるようにバリアフリー情報を共有するアプリの運営を手伝っています。今年中に500件の店舗を登録する必要があるので、時間管理を工夫して社会的価値と経済的価値を提供するビジネスに携われる事に感謝の気持ちを持って取り組みたいです。

Q.ミライシップを卒業した後の残りの大学生活でやりたいことはありますか?

卒業後に成し遂げたい事は主に3つあります。まず初めに3年時後期から世界最古の大学であるイタリアのボローニャ大学へ長期交換留学に行きます。著名な学者やノーベル賞受賞者が卒業した大学でレベルの高い学生と共にディスカッションする中で自分の意見をはっきり述べ、世界で堂々と活躍できる人材に成長したいという大きな目標があります。
次にリードアジア2018年度プログラムの実行委員としてプログラムを仲間と共に創り上げたいです。これは日中学生交流連盟(JCSFG)と国際交流基金が共催しているプログラムで、企業訪問をきっかけとした日中交流の機会を提供しています。2017年第5回夏季プログラムに参加して、伊藤忠商事株式会社、SMBC日興証券株式会社、外務省、株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベル、全日本空輸株式会社、株式会社三菱東京UFJ銀行、日本電気株式会社にてグループワークやディスカッションを経験でき、日中両国の友人が出来た素晴らしいプログラムでした。そのため次年度の実行委員として渉外局や参加者対応業務を通してプログラムに貢献したいです。
最後に自分のパソコンのスキルを伸ばして社会人になって困らない様にしたいです。以前プログラミングをする機会があって楽しいと感じたので、楽しめる部分から取り組み得意分野にしていきたいです。

Q.大学卒業後のあなたはどんな社会人になっていると思いますか?

「すみれ」の名に恥じない社会人になっていると思います。すみれの花のように誠実で控えめに咲きつつも、凛とした強さを持つ女性になりたいです。そして、海外で働く夢を叶えていると思います。商社、金融、航空、メディア、外資系の企業など外国との関りが強い企業で働き、日々成長し、楽しみながら生活していると思います。また将来結婚したら子どもたちと幸せな家庭を築き、家族を温かく包む女性でありたいです。

Q.ミライシップへの参加を検討している1-2年生へメッセージをお願いします

ミライシップは3つのクラスから成り立ち、各クラスに運営陣の方がメンターとなり支えてくださります。また先輩方や同じクラスメイト、同期生、後輩から刺激を常に受けて成長する機会があります。そしてインターンシップの活動を通して悩みを相談し合い、共に支え合える事の出来るかけがえのない友人たちに出逢う機会を与えてくださったミライシップに感謝したいです。今でもミライシップに参加した当初、温かく迎えてくださった先輩方や同期が強く印象に残っています。自分のやりたい事が見つからない方、成長したい方、共に切磋琢磨できる友人に出会いたい方にお勧めしたいインターンシップです。

ミライシップでは悩みを相談し合い、共に支え合えるかけがえのない友人たちに出逢った

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