-参加学生満足度95%。キャリア教育と連動した単位認定インターンシップをプロデュース-
2015年に大学1‐2年生向けの教育型インターンシッププログラムとしてスタートした「Mirai Ship(ミライシップ) 」には、これまで55 大学から学生が参加していますが、現在は学年を拡大して全学年のインターンシップを受け入れています。
Mirai Shipの大きな特長はキャリアデザインと連携したインターンシッププログラム。参加学生の95%が満足し、複数の大学とも連携。大学の単位認定インターンシップをプロデュースしています。
インターンシップは近年の大学教育で最も注目されているものの一つですが、大学がインターンシップ先を開拓したり、学生との調整を行うことが難しいとの声を聞きます。また、参加する学生にとっても、最初の参加にはとても不安があると聞きます。
そこでMirai Shipでは、大学に変わって単位認定型のインターンシップを手がける「MiraiShip FIRST(ミライシップファースト)」をスタート。インターンシップに参加したことのない学生を主な対象とし、各大学・各学部のニーズに合わせたはじめてのインターンシップをサポートします。
また、本プログラムに合わせて、大学の正規科目を担当する外部受託事業もスタートします。
【A】インターンシップサポート
<名称>「MiraiShip FIRST(ミライシップファースト)」
<特長>
- キャリア教育と連動したインターンシッププログラム
- 企業で体験する「対面型」と、インターネットで行う「オンライン型」の2タイプを用意(ハイブリットも可)
- 大学や学部の特長やニーズに合わせたプログラムをプロデュースし、単位認定基準をクリア
<主な対象者>1~4年生でインターンシップ未経験者
<対象大学>※次の2つに分けられます
- 対面型インターンは東京・埼玉・千葉・神奈川にある大学のみ(オンラインも可能)
- オンライン型インターンは全国の大学
プログラム事例
事例①:A大学
A大学の経営系を学ぶ学部では、2年生での10日間のインターンシップが必修。参加者のほぼ全員がはじめてのインターンシップとなることから、MiraiShipでは複数の企業を体験できるプログラムを提案。 3つの企業を体験するインターンシップをプロデュース。体験方法は企業を訪問する対面型で、課題解決型学習と企業体験をテーマにした。
■1~3日:A社(1社目)
コンサルティング会社にて課題解決技法を学習。その後に訪問する2つの企業では、企業が抱える課題解決に取り組むことから、そのための基礎となる課題解決法の基礎を学ぶ。
■4~6日:B社(2社目)
IT企業にて新商品開発を体験。eコマースを活用した売れる商品づくりがテーマ。マーケティング調査を行い、最後に役員を相手にプレゼンテーションした。
■7~9日:C社(3社目)
マーケティング会社にて、SNSでバズる企画の提案。近年新たなコミュニケーションツールとして広がったSNSを活用したPRは注目されており、そこで流行るコンテンツやバズワードなどを調査。WEBに掲載する記事見本を執筆してプレゼンテーションした。
■10日:A社(1社目)
1社目のコンサルティング会社に戻って2社の体験を総括。参加者全員で振り返りを行い、キャリアコンサルタントによるアドバイスも行った。
事例②:B大学
B大学のメディア系を学ぶ学部では、インターンシップを社会連携プログラムの中核的プログラムとして位置付けており、企業研究や業種選びに反映することを目指した内容を希望。しかし、2020年はコロナによって対面型の実施が難しくなったことから、全日程をオンラインで実施。メディアの企画に興味のある学生と、その先の映像制作にまで興味のある学生がいることから、5日間と10日間のプログラムを用意した。
■1日:キャリア診断コンサルティング
働く人々の行動変容を促進し、その能力を最大限に引き出すために開発されたアセスメントの「ビノベーション・レポート診断」を実施。これは「ビノグラム(基本要素)」「モチベーション特性」「ストレス特性」といった3つの指標から個人のリフレクション(内省)を促し、キャリア形成を支援するもの。図や表で見やすく表示された個人レポートは参加者に渡され、キャリアコンサルタント(国家資格保有者)やキャリアプロデューサーによる解説が行われた。
■2~5日:企画提案
映像制作企業にて動画制作の企画を担当。某食品会社のブランド商品の価値を高めることを目的に、企画書を作成。役員へプレゼンテーションした。
■6日~10日:映像コンテンツ企画
2~5日の間で立案した企画をベースに、実際の映像コンテンツ企画を立案。ターゲットを明確化し、商品特長をわかりやすく伝えるクリエイティブを役員へプレゼンテーションした。
費用・実施方法
<費用>16,000円~/人(税別) ※費用は学生の負担となります
<募集方法>大学のキャリアセンターなどで他のインターンシップ情報と一緒に本プログラムの資料を置いて頂き、興味のある学生がいたら説明してください。
<実施までの流れ>①大学からのご相談 ②インターンシッププログラムの開発 ③告知 ④実施
【B】科目受託事業
<概要>大学の正規科目をMirai Shipが受託して担当
<科目>①キャリア系科目 ②インターンシップ系科目 全15回を担当
<対象学年>1~4年生
<シラバス>※お問い合わせください
<費用>※お問い合わせください
<実施までの流れ>①大学からのご相談 ②シラバス開発 ③実施
<研究実績>
●2018年9月4日:日本インターンシップ学会 第19大会 研究発表
題目:「企業での実践から考察するインターンシップの今後の役割-55大学の学生が参加した『Mirai Ship』のニーズ対応から―」@香蘭女子短期大学(福岡県)
●2018年9月5日:初年次教育学会 第11回大会 研究発表
題目:『1・2年生からのインターンシップ体験によって学習意欲を向上させる試み -大学1・2年生向けインターンシップ『Mirai Ship』の実践から-」@酪農学園大学(北海道)
●2018年12月1日:日本インターンシップ学会 東日本支部2018 年度第2回研究会
題目:「学年別インターンシップ体験のモデル化へ向けた検討-1・2 年次で体験した大学生へのデプスインタビュー調査から-」@青森中央短期大学(青森県)
●2019年9月1日:日本インターンシップ学会 第20回研究大会
題目:「就活ルール廃止へ向けたインターンシップとコーディネーターに求められる役割の変化 ‐企業と学生の行動変化からの考察‐」@近畿大学(大阪府)
●2019年9月8日:初年次教育学会 第12回大会
題目:「企業の要望に応える低年次生からの企業連携の実践 ―インターンシップとPBLのコーディネイトからの視点―」@創価大学(東京都)
●2020年7月26日:日本インターンシップ学会 東日本支部 2020年度第1回研究会
題目:「ミライシップによるオンラインインターンシップの取組み-目白大学メディア学部の事例を中心に-」@オンライン